サロン経営において成功する為には自分の力を信じて、どんなことがあっても絶対に大丈夫と自信を持って進むことで、力は最大限に発揮されます。 必ずうまくいくと信じ、自分自身の力を信じることが重要です。冷静に分析し、どこを改善することがもっとも有効なのかをシミュレートし、しっかりとしたビジョンを持って行動していくことが大切になります。
お客様からのご要望への線引き
サロンのお客様の望むことにすべて応えてあげたいと思いますが、 中には店の運営に支障をきたすような店全体が影響をうけることもあったりします。 他のお客様や店の将来のことも考え、ある所でしっかりと線引きをし、キッパリ意思表示をする必要があります。 しかし、現実はさまざまな不安もあり、言うに言えないという状況があると思います。最終的には自分でじっくりと決めていかなければなりませんが、ひとつの目安としてラインを設けておきましょう。
値段的な要望
これは絶対にお断りするべきです。サロンの営業は一日に施術できる人数が限られています。サロンにとって値段的な要望に応えることはお店の売上に支障をきたしよい結果を生みません。
時間の要望
お客様の仕事や用事の都合で、開店前や閉店後に受けたいという要望や遅刻の常習など、うやむやに済ませてしまうと、あとになって必ず辛くなってきます。また従業員の体力や健康、精神的ストレスも出てくる前に早めに断ち切らなければなりません。
毅然とした態度で対処する
大事なのは、他のお客様の迷惑にならないこと、スタッフに身体的・精神的苦痛を与えないことが重要です。 わがままなご要望には毅然とした態度で臨むことが大切になります。
定価を変えずに客単価を上げる方法
メニューそのものを値上げするのではなく、メニュー構成を三段階構成にし「松竹梅の法則」を作る方法
新しいメニューを作る
二つの価格帯がある場合、お客様の多くは安い方を選ぶ傾向があります。そこで、今までのメニューよりも魅力的で値段も高いメニューを作ります。これは人の心理ですが、三つの価格帯がある場合、多くの人は真ん中の価格帯を選ぶ人がほとんどです。最初のメニューより新しいメニューを作り、さらにもう一つ最高級メニューを作ることで客単価が上がることが期待できます。
価格に見合うだけの価値
新しいメニューや最高級のメニューは絶対に元のメニューより魅力があるということが大切です。無意味に値段を上げるだけではなく価格に見合うだけの価値がなくてはいけません。客単価が変わるということは、お客様の層も変わってきます。それに伴い店の外装・内装や店員の態度など、すべてを底上げしていくことでお客様はついてきます。
まとめ
美容サロンはこれからも利用者が多くなり、どんどん新規参入者が増えてくる業界です。競合他社が多い中で生き残るためには集客をして、安定した顧客を掴むことがポイントになります。そのためには従来型でやっていた集客方法をはじめ、トレンドに合わせたSNSやweb集客も同時進行しながら進めていきましょう。集客に自信がない場合は、M&Aを視野に入れ集客に関するノウハウを利用するのも一つの方法です。
