初めてのマツエクサロン開業のポイントまとめ

ひしめき合う美容業界で人気上位を誇ると言っても過言ではない「まつげエクステサロン」。現在のコロナ禍においても、マスクをすることで重点的にメイクをするのはアイメイクという人が多いと思います。アイメイクが重要視されている今、マツエク市場も増加傾向をたどり、マツエクサロンを開業する人も増えてきました。今回は、マツエクサロンの開業方法についてご紹介していきます。

コンセプト作りが重要

マツエクサロンは、もともとサロンで働いていた人が経験を積んで自分のサロンを持つことが多いですが、ただマツエクサロンをやりたい!だけでは売上が見込めず軌道に乗せることはできません。仕入れや物件など物理的なものよりも、まずは自分がどんなマツエクサロンにしたいか、どんなサービスを提供したいかなどサロンのコンセプトをイメージして具体化させることが重要です。例えば、「高級セーブル100本〇〇円」「会員限定いつでも指名料無料」などマツエクをしたいターゲット層にとって他のマツエクサロンにはない有益なサービスを提供することで、差別化を図り安定した売上を得ることができます。

また、コンセプト作りの時点でM&Aの活用を視野に入れる新規参入のケースも多く、サロン経営を維持したい方、優秀なスタッフを獲得したい方などはマツエクサロンの会社を買収して売上安定を目指すこともできます。

理想のマツエクサロン実現に欠かせない資金調達

コンセプト作りの明確化ができたら、資金調達をしていくことになります。資金調達をするにも一つずつこなしていくのではなく、まず全体像として事業計画を立てる所からスタートです。マツエクサロンを開業するにあたって、まずどれくらいの経費が必要なのかを理解して予算を立てていきます。

マツエクサロンを開業するために必要な経費は100万円〜500万円程度が一般的と言われています。開業する形態がテナントなのかマンションサロンなのかによっても違ってくるので、サロンの規模によって変動することになります。その他材料費、広告宣伝費、物件の費用など様々な資金が必要になりますが、資金調達においては、日本政策金融公庫から融資を受けたり、銀行の事業融資などで対応できます。また、これから運営していくにあたり、運営資金として売上想定の3倍の現金は常に自己資金として確保しておくようにしましょう。

資金調達方法の一覧はこちら

そして、ここでも新規開業を行うかまたはリスクの少ない既存事業を買収して事業を開始するM&Aを活用することによって、低予算低リスクで物件費用や材料費などの資金調達に対する時間と労力をかけずに開業準備を進めることができます。コロナ禍で新規事業での融資審査が厳しくなる中、既存事業買取であれば実績がある為、資金調達にも有利に働きます。

立地が売上を左右する!立地選定物件契約について

物件選定をする際には、必ずその土地に出向いて街の雰囲気や客層の傾向、街が盛り上がっているかなどを観察します。そして、その周りの点在している競合他社のマツエクサロンがいくつあるのかも確認しておくとよいでしょう。その際は競合サロンの価格帯やその他競合にな理想な業種がないかも含めて確認しましょう。競合といっても「コンセプトの違うマツエクサロン」の場合は近隣に回転しても特に問題はないと考えます。

基本的には、ターゲット層が通いやすいかどうかがキーポイントとなってきます。ターゲット層の移動手段は何か、マツエクには興味がありそうか、付近にターゲット層が集まる施設やお店があるかどうかといったことなども踏まえて、顧客様目線で考えることが大事です。物件が選定できたら、事業の詳細を考えていきます。

家賃と売り上げの想定

家賃の比率は月売り上げの10%〜20%を目安にするといいでしょう。人件費や仕入れ広告費用などの支出と売り上げの想定を行い地代が問題なければ申し込みを行います。物件や業者にもよりますが申し込みから2週間〜1ヶ月半程は余裕を持って契約を進めると良いでしょう。契約後の内装や看板制作仕入れ等の打ち合わせ期間もある程度想定しスムーズに開業出来る様に準備しておく事をお勧めします。

契約から開業までの期間に関してはマツエクサロン1ヶ月〜3か月前が目安と言われており、物件契約が成立したら内装工事がスタートしていく流れとなります。マツエクサロンの新規参入の場合は立地選定がうまくいかなかった場合は移転や廃業するリスクも多くあります。新規参集の廃業率は3年で90%と言われています。リスクを少なくするためにもM&Aを活用することで、既存事業のデータを分析しながら、もともとあった場所で事業を継続することができます。既存のお客様を持ちながら新規のお客様を集客できるのです。

独自の仕入れルートを開拓

マツエクサロンを開業する上で必要不可欠なのが材料の仕入れです。施術のメニューを低価格で提供したいのであれば、できれば仕入額も抑えたいところですよね。仕入れ業者は、これからマツエクサロンを継続していく中で長いお付き合いになる存在です。人柄やサロンの売上において信頼を得ることができれば、心強い味方になってくれるはずです。マツエクサロンの仕入れ業者はメーカーと商社がメインですが、それぞれにメリットがあります。どちらの仕入業者が開業するサロンに合っているか見極めましょう。

メーカー

自社で商品を仕入れたり、製作しているメーカーは量産しているものもあるので、低価格で提供してくれることが多いのが特徴です。また、自社で取り扱っていることで値引き交渉も可能ですし、特価で商品を提供してくれることもあります。

商社

商社はメーカーと違って商品の原価が決まっているものがほとんどです。そのため、値引きの対応が難しいのが特徴です。値引き交渉が難しいとはいえ、商社にはたくさんのルートがあるので、商品の代替案やサロン側が希望した「こんな商品あったらいいのに…」という要望にも柔軟に応えてくれることもあります。

メーカーも商社もまずは契約を継続して、人柄も含めて信頼してもらうことが大事です。

自分のサロンをPRしよう!広告契約におけるポイント

マツエクサロンの物件や仕入先が決定したら、集客のために広告を打ち出していきます。新規顧客を獲得するのであれば、オウンドメディアでの告知だけではなく、SNSを使って外部から発信したり、ユーザーがよく利用する圧倒的認知のある大手美容系サイトへの登録はとても大事です。M&Aを活用すれば、広告契約におけるベースが整っているので、すぐに広告を打ち出すことができ、オープン前に集客を見込むことができます。

優秀な人材確保が売上確保につながる!面接・採用について

お店の骨組みができたら、次はサロンを運営するにあたって大事な人材確保です。大きく募集をしても、優秀なスタッフがこぞって集まってくるわけではありません。マツエクサロンスタッフの実力には個人差があり、仕上がりがきれいで長持ちする施術ができるスタッフ、お客様の要望に的確に応えられるスタッフなど優秀なスタッフを抱えることは、サロンの売上を大きく変えます。

このようにマツエクサロンに欠かせないアイリストには高い技術が求められます。優秀な人材を確保するにはそれなりの経験があるスタッフを面接して採用したいところですが、なかなか難しく、サロンに勤務しながら技術力を磨いていくとなると時間がかかり、すぐにお店の売上や利益に直結していきません。

そこで、M&Aを利用するのも一つの方法として有効的です。M&Aを活用して合併もしくは買収することができれば、面接に時間を取られることなく優秀なスタッフを獲得することができます。

M&Aなら研修事例がある

一から新しくマツエクサロンを開業して人材を確保すれば、オープンまでに研修をして一連の流れを把握したり、お店のルールを徹底して覚えてもらわなければいけません。しかし、M&Aを活用すれば、大手の傘下入りを果たすこともできるので、研修制度や研修事例があります。研修事例があると、それに沿って研修していけばいいので、新しく研修メニューを作る必要もありません。

安定した気持ちでオープンを果たす

新しい土地で一からマツエクサロンをオープンさせるとなると、オープン時は「本当にお客様が来るのだろうか」と不安な気持ちになるでしょう。しかし、M&Aでサロンを買収することができれば、優秀なスタッフ、安定した顧客などオープン時から安定した売上を見込むことができます。

不安な気持ちでオープンさせるより、これからマツエクサロン事業を成功したいという未来への明るい野望を持って開業を果たすことができるはずです。

これからマツエクサロンの経営を考えている方は、ぜひM&Aを視野に入れてみてはいかがでしょうか。


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